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教育方針

そう遠くない将来、創成の心を持って化学のフロンティアを切り拓く仲間へと成長していただくため、創成化学コースは常にわかる教育顔の見える教育を目指しています。研究の最前線では、蓄えた知識に基づく的確な状況分析と臨機応変な応用が求められます。それには、課された試験問題をそこそこ処理するために断片的知識の無秩序な蓄積に終始した大学入試型の勉強から離れ、一つひとつの知識を有機的に結び付け、 基本的な原理の上に構築された化学の体系が「わかる」ことが必要です。さらに、他の研究者と協働するためには、円滑に対話できることが先ず要求されます。化学を好きな方であればどなたでも仲間として迎え、求められる能力を伸ばすための指針をわかり易く示すよう心掛けています。

わかる教育を実現するために、厳選された少数の基本科目を履修要望科目として推奨しています。これらの科目は1クラス1名の教員が責任をもって担当し、求められる学習到達度を前もってわかり易く示すとともに、コース共通の基準で成績を適切に評価することで、皆さん一人ひとりが到達度を実感できるようにしています。化学の知識や法則のみならずその基礎となる周辺領域を無駄なく網羅するわかり易い講義、物質の創成法・測定法・計算ならびに情報技術を能動的に体験できる実験、さらには問題を発見し解決するための思考力を育む演習を、体系的に配置しています。卒業する時には、化学者・技術者として社会に通用する基礎知識と技術を習得し、新たな時代を先導できる思考力を身に付けた自分を再発見できることと思います。

顔の見える教育を実現するために、学生との対話を非常に重視しています。創成化学コースの教育を担当する材料化学専攻と高分子化学専攻の各教員が、各自の個性を活かした授業の中で、学生一人ひとりとお互いに顔の見える関係を築くことを心掛けています。授業以外にも、学生一人ひとりの相談に対応できるように担当教員を配置して定期的に面接を行い、きめ細かな個人指導を行っています。4 回生になると、卒業研究を行うために研究室に配属され、それまでにも増して間近に教員や大学院生の顔が見える環境の中で研究活動を始めます。それまでに身に付けた知識と考える力を実践の中で磨き、実際に社会で通用する研究者、技術者としての基礎能力を鍛錬します。そして、研究室ではそれぞれの分野で世界第一線の研究が行われていますので、その醍醐味を味わってみて下さい。

なお、創成化学コースでは、成績情報を個人的に開示した上で、皆さんの希望と自主的な判断を尊重した研究室配属を行っています。

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