理念

化学プロセス工学コースは、化学工学専攻の教員や研究室(講座・分野)で構成される “化学工学” を学ぶためのコースです。

化学工学の特徴は、対象とするプロセスから要素となる現象を抽出し、その本質と動的特性を定量的に捉え、さらに、最適システムを構築して、物質、材料の高機能化と物質、 エネルギーの効率的生産のための方法論を探求することです。

この特徴は、(1)人類に有用な機能をもつ物質および材料を化学的変換によって創出する(2)物質、材料、エネルギーを環境に優しく、効率よく生産する方法を提案する、などの課題に取り組むのにとても役立ちます。化学プロセス工学コースではこれらの課題を解決できる人材育成を目指して教育を行っています。