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先輩・卒業生からのメッセージ7

化学プロセス工学コースに進学した動機について

2回生時に,化学工学の“学生に語る会”に参加し,化学工学専攻OBの方々が様々な会社で活躍されていることを知り,将来自分が進む道の選択の幅が広いと感じられ,化学プロセス工学コースに進学した。修士1回になって就職活動をする過程で,化学メーカーに限らず,機械,食品,自動車など,ものを生産する企業であればどこにでも,化学工学の力を発揮する場所があることを実感している。

化学プロセス工学コースの印象について

コース配属前と同じだった点
化学工学内のどの分野であっても,化学工学に一貫したものの考え方に基づいて学問が形成されている点。全く同じ発想が様々な分野で出てくる。
配属後に印象が変わった点
化学工学の研究分野が非常に広い点。ひとつの研究室内でも多岐にわたる研究分野を持っており,化学工学の汎用性の高さを実感している。

化学プロセス工学コースに配属されてからのことについて

化学プロセス工学コースの学生との仲が深まる。少数精鋭部隊なので,同学年だけでなく,他学年,先生方との関係も深まる。化学工学専攻にはフットサルチームもあり,月に一度程度の頻度で活動している。

化学プロセス工学コースの授業で印象に残ったこと,または為になったこと

システムバウンダリを最大限広くとって,全体最適を目指すことが重要,ということ。

例えば,フラスコで物質Aと物質Bを混ぜて物質Cと物質Dができ,これを分離して目的生成物Cをできるだけ多く得たいと考えたとき,フラスコ内の反応だけを見れば物質A,Bを全て反応させるべきである。しかし,分離工程では物質A,Bが少し残っていた方が物質C,Dを分離しやすく,全体で見ればA,Bを残した方が多量の物質Cを得られる,ということもある。

化学プロセス工学コースに入って良かったと思うこと

問題が複雑になった時に,この問題を支配している主要因は何か,という点を徹底的に掘り下げ,問題の本質を見て効果的な解決案を練る,という問題解決のアプローチが,化学工学を学ぶ過程で身に付いたこと。

4回生で研究室配属されてからのことについて

3回生までの講義に出て試験を受ける,といった受け身な勉強とは異なり,学内外での発表の場を通して自分が研究した内容を発表する機会が増える。人前で発表するに値するものを作り上げるのには,それなりの労力を費やさなければならないが,自分に返ってくるものも非常に大きい。

学業以外の学生生活について

学部生時代にはサークル活動やアルバイトに励んだ。研究室に配属されてからも,頻度は減ったがOBとしてサークルに顔を出すことも多く,アルバイトも続けている。

新入生へのメッセージ・アドバイス

2回生時のコース選択では,かなり迷うと思います。実際私も迷いました。どのコースもそれぞれ魅力があったからです。それでも,自分の適性や興味を勘案し,考え抜いたうえで化学プロセス工学コースを選んだので,納得のいく決断ができました。皆さんも,良く調べ,良く考えて決断してください。アドバイスとしては,各コースの講義内容の面白さと,講義をして下さる先生方が魅力的か,という2点が,コース選択の際に良い判断材料になるのではないかと思います。

高校生へのメッセージ・アドバイス

大学は楽しいところです。豊富な時間の使い道は個人の判断に任されています。ただ,今自分がしていることは何に繋がるのか,常に意識して欲しいと思います。目標に向かって努力するのも良いし,目標を見つけるためにいろいろなものに手を出すのも良いでしょう。ぜひ楽しんでください。